- 概要
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「熱交換塗料」とは、「熱を消す塗料」です。
反射式遮熱塗料と違い、熱を反射せず塗膜内部で消熱し、温度を下げる塗料です。
どんな箇所にでも塗布ができ、塗るだけで温度を7℃~15℃程度下げることができます。
温度を下げることでCO2の削減、温暖化防止に繋がります。特に日差しが強く温度上昇が激しいほど効果があり、夏場の冷房費の削減に効果的です。 - 開発目的
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CO2排出、ヒートアイランド現象、地球温暖化といった環境問題が深刻化する中、熱を消す新生代塗料の開発によって環境問題の解決に貢献するために開発されました。
- 特徴
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熱交換塗料の原理
- その他
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熱交換塗料の実証例
東京都内の小学校のグランドに熱交換塗料を塗布をした結果、施工後1年を経過した際の測定において、気温33.5度でグランドの表面温度は40度~45度となり、裸足で歩くことができる温度を維持し、経年劣化にも強く、高い持続効果を発揮することを証明しました。また、グランドは太陽光の照り返しもなく、児童の体温も平熱を維持しました。(通常のゴムチップやアスファルト舗装では、表面温度が50度~60度となり大変熱く、裸足で歩くことはできません。)