WORK-LIFE
JOURNEY
02
仕事と人生のヒストリー
キャリアを積み、
数々の部署を経験。
副所長として会社を牽引する
存在に。
名古屋道路事務所・副所長
T.K.
1995年キャリア入社
前職:産業機器メーカー
産業機器メーカーの設計から
高速道路の現場へ。
前職は、産業用自動化機器メーカーで設計を行っていました。しかし、長時間労働が続き、働き方を見直したいとの思いが強くなっていきました。そんなときに見つけたのがNEXCO中日本エンジ名古屋の仕事。現場に出て社会インフラを直接支える仕事に携われる点に魅力を感じ、転職を決意しました。入社後は岐阜道路事務所で点検を中心に業務をスタート。実際に設備を見て、触れて、状況を判断する仕事は、設計とは違った楽しさがあり、なにより現場に出て体を動かす働き方がとても心地よく、自分に合っていると感じました。
点検・設計の両方を経験し、
技術の幅が広がる。
3年目からは施設技術部で、設計業務がメインになりました。受配電設備などの電気系設備を中心に、設計要領に沿って一つひとつ学びながら図面に落とし込んでいく日々。毎日が勉強で、時間があっという間に過ぎていく感覚でした。設計を経験したことで「なぜこの設備配置なのか」「どう電気を送っているのか」などの仕組みが理解でき、"腹落ち"が大きく変わりました。点検と設計を行き来したからこそ、設備を見る解像度が上がり、技術者としての視野が大きく広がったと感じています。
部分ではなく、
全体を捉える視点を得る。
4年目からは一宮道路管制センターで、交通管制室・施設制御室の設備の保全管理を担当。高速道路は24時間稼働させ続ける必要があり、止めることはできません。そうしたなかで設備単体ではなく、システム全体で捉える視点を身につけられたことは、自分にとって大きな転換点になりました。
施工管理に挑戦。
つくる側の責任を知る。
その後、新規路線建設工事の施工管理業務に携わりました。4車線化工事や新規供用工事など、これまでの保守点検や維持管理とは異なり、道路や設備を新しくつくる側として現場に関わることになります。多くの関係者と連携しながら工事を進め、無事に開通を迎えたときの達成感は、大きなものでした。
またこの時期に結婚し、第一子が誕生。家族が増えたことで、自身の成長や成果だけでなく、「家族を支える」という責任を意識するようになりました。
自分が施工に携わった道路を、
自分で守る。
旧岐阜工事事務所で担当していた工事が終わった後、今度は多治見道路事務所に異動し、保全管理業務を担当することに。ここで経験したのが、新たに供用され、管理区間に加わった東海環状道の設備の初期障害や故障対応です。このときはとても長い区間が一気に開通したため、想定外のトラブルも多く、メーカーや関係各所と調整しながら、一つひとつ課題を解決していきました。自分が施工に携わった道路を、自分の手で維持もしていく経験を通じて、この頃、キャリアが一巡したような感覚をもつようになります。幅広く奥が深い当社の業務を、ようやくひととおり経験できた気がしたことを今でもよく覚えています。
社内研修施設・E-MACの
立ち上げメンバーとして、
経験を組織に還元する立場に。
20年目に本社に異動し、設備の企画・開発といった業務を経験。その後、NEXCO中日本エンジ名古屋独自の研修施設「E-MAC技術研修センター」の立ち上げに携わることになりました。知識や経験を次の世代へと受け継いでいく役割として、研修内容の企画・構成など、研修プログラムの開発を担当。さらに、自らも講師として教壇に立ち、受講者と向き合う日々がはじまりました。教えることの楽しさややりがいを実感すると同時に、技術や安全に対する意識、そして現場で求められる判断力の重要性を伝えていく責任の大きさを、あらためて実感した経験でした。
安全と人を支える立場へ。
副所長として現場を見渡す。
その後、工務・安全管理部に異動し、安全管理や工事に関する全社的な取り組みに携わるようになりました。現場で積み重ねてきたノウハウをもとに、事故を未然に防ぐための仕組みづくりや、安全意識を組織全体に根づかせる役割を担いました。そして羽島道路事務所の副所長を経て、現在は名古屋道路事務所の副所長を務めています。設備や人員、業務の進捗を鑑み、現場が円滑に動くよう全体をマネジメントすることがおもな役割です。設計、点検、工事、育成、安全管理など、さまざまな業務経験を活かし、現場の声を汲み取りながら全体を見渡して判断することを大切にしています。副所長として、目の前の業務だけでなく、その先の安全まで見据え、現場を支え続けていきたいと考えています。