- 概要
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安全、正確、効率的なトンネル内ラジオ再放送用電界強度測定装置。
シンプルなのに高機能、そして、高効率の新システムです。
本線を走行しながら、一度に最大20放送波の電界強度値を高い精度で測定します。
設置は省スペース化を実現し、さらに、防水仕様、車内電源を使用可能としました。 - 開発目的
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トンネルでは、ラジオ再放送という設備があります。
平常時にはラジオ電波の届かないトンネル内にラジオ放送を再放送し、道路利用者にトンネル内でもラジオ放送が途切れず聴けるようにしているサービスです。
緊急時の安全確保のため、この機能維持のための点検がかかせません。
「多波(20放送波)電界強度測定装置」は、一度に20放送波の電界強度を高い精度で測定位置とともに測定を可能にしました。省力化、安全性、そして効率的な測定でトンネル内の安全を守ります。 - 特徴
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省力化
- 測定時間が従来の約1/20に短縮(当社比)
- 1回の測定で20放送局を測定
安全性
- 測定作業のための速度規制が不要
信頼性
- 測定速度にとらわれず正確な測定地点で測定が可能
- 測定位置が明確なので年度毎のデータ比較が簡単
- 測定方法
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機器構成は、AM/FMラジオ電界強度測定ユニット、ラジオ車外アンテナと分配器、タブレット端末とシンプルな構成になっています。また、省スペース型で場所を取らず、タブレット端末で簡単に測定を行うことが出来ます。