安全への取り組み

日々の業務を通じて安全・安心な道路環境作りに貢献していきます。

私たちは長年培ってきた確かな技術で高速道路の点検や設備保守を安全第一で行っています。
しかしながら、2012年12月2日に中央自動車道笹子トンネルにおいて天井板が崩落する痛ましい事故が発生し、9名もの尊い命が失われ多くの方々が被害に遭われました。
この事故を全社員が忘れることなく、「二度とこのような事故を起こしてはならない」という深い反省と強い決意のもと、私たちはお客さまの安全を最優先に考え、日々の業務を通じて安心で快適な道路環境作りに貢献していきます。

信頼性の向上

当社は、求める社員像「安全を最優先に、高い技術力で効果的・効率的な高速道路メンテナンスの総合マネジメントができる社員」の実現に向けた人財の育成を通じて、社会の信頼に応え続ける使命感を高め、安全・安心、そして快適な道路環境を守り続けていきます。

点検の高度化

当社の事業エリアの高速道路は、高度経済成長期に建設されたものが多くあります。
高速道路の老朽化は進んでおり、構造物の変状、点検対象箇所及び点検頻度が増加していく状況下で、少子高齢化に伴う技術者不足や修繕費用の増大などの課題によって、従来の点検方法だけでは維持管理の対応がますます困難となっていくことが予想されています。
これらの問題を解決するため、私たちは『点検技術の高度化、安全・効率化に資する技術開発』を積極的に行い、点検業務の確実性と効率性を向上させます。

ドローン
ドローン

ドローン(無人飛行探査ヘリ)

ロープアクセス
ロープアクセス

ロープアクセス

技術者の育成、技術の伝承
E-MAC技術研修センター

高速道路の安全性向上のための点検技術強化と技術者育成を目的とした実体験型技術研修施設「E-MAC技術研修センター」が岐阜県各務原市に完成しました。 E-MAC技術研修センターでは、高速道路に関する主な設備を備えており、実際の機器を使った研修はもちろん、事故・故障対応などの訓練ができます。
E-MACでの研修対象は、当面はNEXCO中日本グループ社員のみですが、後々には道路の点検・補修業務に携わる技術者の研修の場として提供する予定です。

E-MAC技術研修センター
E-MAC技術研修センター
全技術研修用橋梁モデル ニュー・ブリッジ

当社とNEXCO中日本、名古屋大学の3者により構築された施設「保全技術研修用橋梁モデル ニュー・ブリッジ」(2011年 9月完成)では、維持管理・更新を行うための橋梁点検技術者の育成と技術力向上を目指しています。

全技術研修用橋梁モデル ニュー・ブリッジ
保全技術研修用橋梁モデル ニュー・ブリッジ
安全報告書ダウンロード

中日本エンジ名古屋では、当社の「安全の現状」と「安全性向上への取組み」を、この安全報告書にまとめました。是非ご覧ください。

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