技術研修施設、 専門研究施設の紹介

私たちは、中日本エンジ名古屋の財産である技術の研鑽と
確実な技術の伝承を目指しています。
常に高い安全意識と技術力をもって業務にあたるために、
独自の研修施設・専門研究施設を設置しています。

E-MAC技術研修センター

名称
E-MAC技術研修センター
所在地
岐阜県各務原市鵜沼各務原町7-71-10
設置目的
機械設備などの故障修理技術の習得
安全文化を身に付ける
土木技術の習得

Electric(電気)
Machine(機械)
Architecture(建築)
Communication(通信)
Civil Engineering(土木)

名称の由来

施設には、電気・機械・建築・通信・土木・ETC・水質の設備があります。
主な設備の頭文字からE-MACと命名しました。Cには土木(Civil Engineering)の意味も含んでいます。ロゴマークの横線は、レベルアップを表しています。また、安全(Safety)のSを図案化しています。

熟練技術者の技術を次の世代へ伝承する、画期的な研修センター

 E-MAC技術研修センターは、高速道路に関する主要な設備を揃えており、実際の機器を使った研修はもちろん、あえて事故・故障などの事象をつくり出し、より実践的な対応力を養う訓練もできます。
また、安全文化を身に付けることも目的とした研修施設であり、危険に対する「気づき」を学ぶ危険予知活動の基盤や応用の学習をはじめ、安全文化を自ら醸し出し、企業風土として根付かせるための「安全文化醸成塾」の開催を行っています。

保全技術研修用橋梁モデル ニュー・ブリッジ

名称
N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ)
所在地
愛知県名古屋市千種区不老町(名古屋大学
東山キャンパス内 工学部3号館北側)
設置目的
橋梁点検・診断技術の教育や研修
技術の継承/研究成果の検証

Nexco-Central and
Nagoya
University-
Bridge model with
Restoration and
Integrated
Deterioration for
Global
Engineers

名称の由来

「グローバルに活躍できる技術者の学びのためにNEXCO中日本と名古屋大学が共同で復元・建設した多様な劣化パターンモデルを有するモデル橋」の英文頭文字を綴って名付けられました。

産学官連携から誕生した、全国に誇れる臨床型橋梁点検施設

 ニュー・ブリッジは、全国から傷んで更新・撤去された橋梁を用いて、名古屋大学東山キャンパス内に再構築した、橋梁点検技術を学ぶための研修施設です。
 4種類の橋梁から構成されており、鋼鈑桁橋(富山県:渋江川橋 供用期間35年)、PC中空床版橋(石川県:日末橋 供用期間37年)、RC-T桁橋(山口県:厚東川大橋 供用期間74年)および歩道橋(愛知県:西枇杷島歩道橋 供用期間51年)が設置されています。この他に劣化が進行した部材や初期の段階で発生する欠陥の実物を見ることができます。
 ニュー・ブリッジでは、打音点検、コンクリート内の鉄筋探査や鋼橋の疲労亀裂の検査などの非破壊検査のトレーニングが行うことができます。社内研修はじめ、NEXCOグループ社員の研修や名古屋大学の主催による行政機関・民間企業を対象にした橋梁保全技術研修も行っています。

コンクリ−トの延命化を探求する コンクリート研究室

名称
試験研究室
所在地
石川県金沢市駅西本町2丁目8-11
設置目的
コンクリート構造物の詳細な診断・分析
補修及び対策工の検討
トータルマネジメントによる
道路保全管理の実現
  • ●圧縮強度試験機
  • ●電位差滴定装置
  • ●蛍光X線装置
  • ●イオンクロマト装置
  • ●複合サイクル試験機
  • ●原子吸光光度計
  • ●キセノン耐候性試験機
  • ●大型恒温室
  •  
  • EPMA
  • 定量分析・元素マッピングを行います。
    電子顕微鏡に波長分散型(WDS)およびエネルギー分散型(EDS)を装備しています。
JNLA認定 コンクリート構造物の長寿命化を追求、国内有数の研究施設

コンクリート構造物の長寿命化を追求するため、専門研究拠点「コンクリート研究室」を石川県金沢市に設置しています。
コンクリート構造物の劣化状況を調査し、診断・評価するための分析・試験を実施し、損傷要因を特定しています。
その結果を受けて、対策工の提案などを行い、コンクリート構造物の維持管理や長寿命化に貢献しています。

※コンクリート研究室は、工業標準化法に基づく試験事業者登録制度(JNLA)のもとで、塩化物イオンの試験を実施し、かつ国際MRA認定の試験を行っています。
 140358JPは当試験研究室の登録事業者番号です。

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