防護製品

防護製品とは、お客さまや作業者、施設設備の安全を守る製品です。

防護製品

動物侵入対策型立入防止柵

高速道路上の安全確保と野生動物の保護を同時に実現します

概要

動物の侵入パターンに対応する機能を持ち、施工性、安全性、耐久性に優れた動物侵入対策フェンスです。お客さまの管理する道路の安心・安全に寄与します。

開発目的

高速道路への野生動物の侵入による事故の多発をうけ、道路の安全性の確保と動物愛護を実現するために開発されたフェンスです。

特徴
構造特性など
  • 跳躍侵入防止のため、全高2.5mを実現
  • 掘削侵入防止のため、フェンスを根入れ・登はん防止のため、格子構造を採用
  • イノシシの突進による破損防止のため、フェンス中下段(H=1.5m)を補強
  • 支柱と基礎杭は耐食性に優れた亜鉛・アルミニウム・マグネシウム合金を使用
主要諸元

その他
跳躍侵入を防ぐため、全高2.5mを実現

シカなどの大型動物は、フェンスを飛び越えて侵入します。この跳躍侵入を防ぐため、全高は2.5mとしました。また、大型動物の鼻先・頭部が入らないように、高さ1.5m以上の部分には、溶接金属構造の縦30cm×横10cmの格子網を採用しています。

堀削侵入を防ぐためフェンスを根入れ

従来の金網タイプの立入防止フェンスには、フェンスと地面の間に隙間があります。タヌキなどの小動物は、この隙間を利用して、地面を掘削しながら侵入します。この堀削侵入を防ぐため、当社のフェンスは地中に15cm根入れして設置します。

登はんを防ぐため格子構造を採用

小型動物の登はんによる侵入を防ぐため、フェンス最上部は爪のかかりにくい縦40cmの格子構造を採用しています。また、イノシシなどの鼻先・頭部が入らないように、フェンス下部は縦20cmの格子構造とし、横方向の強度を高めた構造としています。

耐食性に優れた素材でメンテナンスの手間を軽減

支柱と基礎くいには、日新製鋼の高耐食性メッキ鋼板ZAM®を使用しています。従来の溶融亜鉛メッキ鋼板に比べ、耐食性が10~20倍優れ(※)ています。そのため、メンテナンスの手間が軽減されます。
※日新製鋼塩水噴霧試験結果

この製品・サービス・技術についてご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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