- 概要
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高速道路を横断する水路には、様々な管径が存在しています。φ1.2m 以下の管路を点検する場合、窮屈な体勢や土砂堆積、水流などにより人が進入ができない場合もあります。そこで人に代わってロボットが管路へ進入し、ロボットに搭載されたカメラの映像を通して調査点検を行います。


- 特徴
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■走行性能
クローラー+サブクローラーの組み合わせにより、以下の環境での走行が可能です。
● 最大段差乗越え:20cm
● 最大水深:20cm
● 最大傾斜登坂角度:30 度(乾燥路面)
■操作性能
調査点検に必要な操作は全て、タブレットパソコンで簡単に行えます。前後左右旋回は矢印キー、点検写真は撮影ボタンによりタブレットパソコン内に格納されます。

■点検調査性能
「コンクリート面の0.2 ㎜ひび割れを確認できる点検用カメラと360°カメラを搭載した点検ユニット」と「管本体の変形確認 や3次元化を目的とした計測ユニット」の2種類を用途に応じて搭載ができます。最大4つの走行用カメラにより死角を補い、ロボットを操縦することができます。

■成果品
「点検ユニット」では、静止画と360°動画を記録します。360°動画から、簡易展開図を作成し、結果を効率よく整理できます。「計測ユニット」を用いることにより、管路の3D化が可能で、変状等のイメージ化ができ ます。


