- 概要
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グラウンドアンカーを施工した斜面やのり面では、それらの安定確認のため、歪ゲージ式のアンカー荷重計による緊張力の管理が行われます。しかし、アンカー荷重計は落雷や経年劣化などによって故障することが多く、再び緊張力を計測するためには、アンカー緊張力を除荷して荷重計を交換する、もしくは、隣接するアンカーに新たな荷重計を設置することが必要で、これらの作業には手間とコストがかかるという課題がありました。
そこで私たちは、アンカー緊張力を除荷せずに、故障した既設アンカー荷重計の歪ゲージのみを貼り換えることで、それを容易に再生できる技術「G-REP(ジーレップ)」を開発しました。G-PERの技術によって、アンカー荷重計の補修再生作業の大幅な効率化とコストの削減を実現しました。 - 作業の流れ
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起歪体が外筒で保護されている荷重計の場合
起歪体が露出している荷重計の場合