維持・保全業務

維持・保全業務とは、構造物の長寿命化を目的とした技術・サービスです。
様々な視点から構造物の劣化状況を調査・分析します。

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アンカー緊張力測定技術「VIBRESシステム」

振動法によって短時間で効率的にアンカー緊張力を測定

NETIS登録番号(CB-230025-A)

概要
軽量・コンパクトな測定ユニットで効率的なグラウンドアンカーの緊張力測定を実現

VIBRES(ビブリス)システムによる測定作業では、縦30cm×横45cmのケースに収納したコンパクトで持ち運びが容易な測定ユニットを使用します。余長部に取り付けた小型バイブレータと加速度計に測定ユニットを接続することで、測定をすぐに開始することができます。従前のリフトオフ試験のように大型装置や足場などの大掛かりな機材を必要としないため、測定作業にかかる時間を短縮します。
さらに解析ソフトをインストールしたノートパソコンを測定ユニットに接続することで、その場で測定結果を確認することができます。
※VIBRESシステムは、当社、応用地質(株)、岐阜大学が共同で研究開発した技術です。(特許第6283439号)



測定の流れ




緊張力測定の精度と実績

現場のグラウンドアンカーにおけるVIBRESシステムと従来のリフトオフ試験によって測定した緊張力を比較すると、VIBRESシステムで求めた緊張力は、リフトオフ試験の緊張力に対して±5%、大きくても±10%の範囲に入りました。また、グラウンドアンカー維持管理マニュアルに定められている残存緊張力の目安においても両者の評価に差がないことを確認しています。

この製品・サービス・技術についてご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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